JKT48のオタクになってみた -coba menjadi fans JKT48

JKT48とそのファンを研究対象にしたら自分もミイラになったでござる

インドネシア語勉強し始めてみた

最初にインドネシア語に興味を持ったのはいつだろうと思い返してみる。

昨年夏、先輩方の中間発表会の後に懇親会で、ある教授に
「夏はインドネシア語やろうと思うんですよ」
と話したのは間違いない。
(当時はインバウンドに関心があってインドネシアが気になっていた)
そして
「君は本当に手を広げすぎ。語学なんて言うのは出来る人と協力すればいいだけ」
とお叱りを受けて、そうかと諦めたのもよく覚えていることだった。

確かに修論程度の時間でわざわざ新しい言語を習得できるわけないし、普通はその専門家と協力して分業するものである。
研究テーマの迷子とあいまって、すぐに何でも無計画に関心を広げては収拾をつけない自分には的確なアドバイスをいただいたと思う。

そういうわけで、@JAMで初めてJKT48を見た時も、3月に元メンであるリカ・レヨナちゃんのイベントに参加した時もインドネシア語は全くわからなかった。

しかし、本格的にJKT48界隈に足を突っ込んだら性分的にインドネシア語を分からないままにはしておけず、とにかく独学で1ヶ月、メンバーのTweetとOFC(ファンクラブ)会報を主なテキストに勉強した。
勉強というか、単語をひたすらググった。
記憶力が悪くて同じ言葉を何度もググるので、ほんの少しノートにまとめたりもした。

そのうちにとりあえずメンバーのツイートの1〜3割を理解できるようになった。
リスニング(メンバーの動画)はaku(わたし)とini(これ)だけ聞き取るのが精一杯。
微妙な手応えにも関わらず、元々の外国語学習癖が功を奏して、まあ楽しく続けられたと思う。

5月の初インドネシアではたくさんのオタ友のおかげで勉強も捗り、5日間でメンバーのMCも一部理解できるところまでいった。
友達やカフェの店員が優しくて、拙いインドネシア語会話に付き合ってくれるのがとても嬉しかった。
そして握手会や劇場でメンバーとコミュニケーションを取れたことは何事にも代え難い経験だった。

今のところのインドネシア語能力は検定でF級(1番易しいE級未満)といったところだろう。
しかし今年中にはC級を目指したいし、研究に多少なりとも資するレベルを目指したい。
それは、言語力そのものということのみならず、インドネシア語でコミュニケーションを「取ろうとする」ことそのものが、インドネシアに暮らすファンのコミュニティを研究対象にする以上、何よりの糧だと考えるからである。