JKT48のオタクになってみた -coba menjadi fans JKT48

JKT48とそのファンを研究対象にしたら自分もミイラになったでござる

JKT48のメンバーを覚えてみた

ヲタ活するにあたって必要不可欠は推しメンである。

箱推しという選択もあるが、個人的に箱推しでは現場に行かないタイプなので、早急に推しメンを決めたかった。

普通は推しメンができてファンになるもので順番が逆のように見えるけど、このような条件的推しも意外と珍しいものではない。
好きになるために好きになる、ということもあるのだ。
お見合いみたいなことである。

そのために、まずメンバーの顔と名前を覚えよう。

しかし、これが、全然捗らない。
インドネシア語以上に難しい。
テキストもなく、テストもない。
というか未だに全員わからない。

覚えるにあたって&推しメンを探すにあたって行ったことは以下の通り。

・公式サイトのメンバー一覧を見る
:とりあえず名前と顔と年齢がわかる。身長もわかる。Twitterのウィンドウが出ていれば(ないメンバーもいる)画像も複数見られる。デビュー時?の動画があるメンバーもいる。

・日本のファンによるメンバー一覧を見る(ブログ、サイト)
:メンバーの人となりや特徴がまとめられていたり、公式にはない呼び名を知ることができたり、宣材よりも分かりやすい写真を掲載していたり。これと公式サイトを行ったり来たりしながら確認作業を行う。

・メンバーのTwitterをフォローする
:メンバーご本人自慢の自撮りやプライベート写真(制服も教室も友達も家族も親戚も頻繁に晒していて驚く)が効率良く見られる。

・気になったメンバーの名前を検索する
:画像検索であらゆる角度からビジュアルを確かめる。諸々の付加情報(趣味、特技、日本が好き!など)が出てきて関心が高まる。

・気になったメンバーの名前をYouTubeで検索する
:動いているところが見られる、声が聴ける(何言ってるかは不明)。歌やダンスのスキルを見ることができる!

この辺りで気になるメンバーが絞られてきて、目立つメンバーは徐々に頭に入ってくる。
この時欲しかった、いや今でも欲しい、のは写真と名前を一致させるゲーム的なサイトまたはアプリ。
これは48系レベルの大所帯は言わずもがな、どのアイドルでも重宝するのではないか。
誰か作るか、あったら教えてください。

そして気になったメンバーの握手券を買うことにするのだが、ここでのトラップはメンバーの本名だった。
基本的には通称で覚えている(とりあえずそれで手いっぱい)。
しかし、握手券購入のためにはずらりと並んだメンバーの本名から欲しいメンバーを見つけなければならない。
本名と通称が全然違う(日本人の理解では)メンバーも少なくない。

この大変さは、立場を逆にすると染みる。
何とか「あっちゃん/Acchan」という名前を覚えてから「まえだあつこ/Atsuko Maeda」と結びつける。
からの「前田敦子」!!
漢字ネイティブでないオタクが日本人のアイドルを推す苦労は計り知れない。
外国人のヲタ友にもっともっと優しくしよう。

ちなみにここで実際、握手券を買い間違えた。
それはそれで怪我の功名となるのだが、本当にトラップだった。

この後は現場で実際にメンバーを見て覚えた。
新しく頭に入ったメンバーに対して上の作業を繰り返し、またそれぞれメンバー像が立体的になるに従って自分の好きなメンバーランキングが変動し、今まで全く頭に入らなかったメンバーも、好きの度合いは関係なく、特徴を伴って覚えることができた。
結局現場主義なので、現場で覚えることが大きい。
しかし、予備知識なしに覚えられる人数ではないし、予備知識なしには現場での楽しみも半減してしまう。
メンバーに愛情を注ぐ前に、そして注ぐために、むしろ既に注いでいるからこそ、地道な努力と作業を行うことが求められたのである。

ここからやっとヲタ活が始まる。