JKT48のオタクになってみた -coba menjadi fans JKT48

JKT48とそのファンを研究対象にしたら自分もミイラになったでござる

ラマダン近付いてきた

JKT48に関心を持ってから初めてのラマダン(断食月)が近付いている。
去年は既にイスラームを研究対象として捉えていたけど、ヒジュラ暦ラマダンも意識せずに過ごしていたことに気付く。

フェニちゃんは恐らくムスリマとして真面目な方で、お祈りの時間にはそのことをツイートするし、彼女のツイートから知った単語はイスラームに関する言葉が多い。
今週はNgabuburitという言葉を知った。
もののブログによれば「断食明けを待つことを西ジャワのスンダ語でNgabuburit(インドネシア語ならMenunggu berbuka puasa)という」のだそうだ。
(blog.livedoor.jp/sudakazuyo/archives/2008-09-12.html より)

※フェニちゃんはチアンジュール(Cianjur)というところの出身で、そこは西ジャワのスンダ地方にあたる、ようだ。彼女の使う言葉を検索で調べると「スンダ語」という説明が付いてくることがままある。

私の拙いインドネシア語で読み解くところによると「毎週日曜日にアップしてるリトルサンデーの動画だけど次の日曜はもうプアサだよね?断食明けまで待ってねー!」とフェニちゃんがツイートしていた。
この「断食明け」はその日の日没後を言っているのか、ラマダン後を言っているのかわからないけどいつまでも待つよ!

ファンベースのピンチケのみんなもプアサ(断食)を話題にしているようだ。
プアサやラマダンと言った単語が散見され、Mohon maaf lahir dan batin(罪をお許しください)という挨拶も交わされている。
LINEスタンプもいつもと違うものを使っている。
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日本ではダウンロードできないけどラマダンスタンプ

個人的にはJKT48の人事異動(8/1)前に現体制での公演を見ておきたい!と思ったが、ラマダンに突入し(6/18〜7/16)、その後はレバラン(ラマダン明け大祭:前後の休日を含めて5日間ほど)になり、1ヶ月以上劇場公演は行われないことになるので、その願いが叶う可能性は限りなく少ないということがわかった。

ラマダンがいよいよ身近になって来たのを感じながら、インドネシアではムスリム/ムスリマ以外もラマダンにはそれに準じた対応をするということで、オタクなら一緒にプアサするべきかとも考え出した。
日本でのプアサは困難だという話も聞いているが、個人的には食事の時間が不規則な仕事をしていたこともあり、割と食事を忘れやすいという不健康なところがあるので行ける気がしている。
しかし、イースター(キリスト復活祭)の前の受難週にも節制することのない不真面目なクリスチャンの筆者がここで断食を行うというのはお笑い種である。

断食するかはともかく、諸々注意深く観察しながらラマダンを過ごしたい。