JKT48のオタクになってみた -coba menjadi fans JKT48

JKT48とそのファンを研究対象にしたら自分もミイラになったでござる

同じ組合の人がいた

ジャカルタで出会ったヲタ友との会話は大抵「誰推しですか?」から始まった。
日本と一緒だ。
しかし、その後に結構な割合で聞かれたのが「どうして好きなの?」
今まであまり聞かれたことがない質問だったので、何度聞かれても戸惑ってしまった。

どうして?可愛いからだ!
答えはそれで充分なのだが、外国人のオタクがどこに魅力を感じたのか、もう少し説明しないと話の盛り上がりに欠ける。
フェニちゃんが好き、ということになると同じくフェニちゃん推しの人は大体「子どもっぽいところが好きでしょ?」と返してきた。
間違ってはいないが、僕はフェニちゃん!となった段階で、彼女の人となりはさして重要でなかった。
可愛い、もとい好きな顔だっただけだ。
いや、もちろん彼女の無邪気な振る舞いを見てやったー!とは思ったけど。
何故、そこをそんなに突っ込まれるのだろうか。

そこで、こんな黒目がちで目と眉毛の距離が近くて笑うと可愛い犬っぽい子が好きなんだとアピールするため、同じ系統の顔だと思っている推しの画像をひたすら見せた。
少し前に#好きな顔9人みたいなハッシュタグTwitterで流行ったが、その理屈で選抜した顔だ。

しかし、こんなの所詮主観なので同じ系統の顔だとかは分かりにくくて、単に可愛い子を紹介するだけの時間になり、気付けば質問は「この子の名前は?グループは?」に変わっていった。
そこでやっと気付いたのだが、フェニちゃん推しの諸氏は兎角年若いアイドルちゃんの画像に食い付いてくる。
いや、こっちのフォルダにそれしかないんだけど、退くことなく「何歳?」と聞くので「11歳!」とかやるとひえー!となって、もう一回名前教えて!とメモを取り出す。

これは同じ組合の人達だ。

そこでSis☆tellaのひなっちょとの2ショットを繰り出して「5歳!」とやったら、みんな慌ててその画面をバシャバシャと自らのフォルダにおさめ出した。
なんだ、インドネシアにも友達がいたのか。

フェニちゃんの人気の秘密が「子どもっぽいところ」なのもよく分かったし、結局自分がフェニちゃんに辿り着いたのもベーシックだったんだと分かった。
ちなみにみんな何故か揃いも揃ってHKT48荒巻美咲ちゃんが大好きみたいだった。
(僕は坂本愛玲菜ちゃんがいいな、でもやっぱり秋吉ちゃんがいいな)