JKT48のオタクになってみた -coba menjadi fans JKT48

JKT48とそのファンを研究対象にしたら自分もミイラになったでござる

握ってみた

握手券:2015年05月16日 
第1部 マリア・ゲノフェフア・ナタリア・デシー・プルナマサリ・グナワン : 1
第1部 シンディ・ユフィア : 1
第2部 ミシェル・クリスト・クスナディ    : 2
第2部 ヤンセン・インディアニ : 2
第2部 ニナ・ハミダ : 1
第2部 タリア・イファンカ・エリサベス  : 1 (ファンカ)
第3部 フリスカ・アナスタシア・ラクサニ  : 1
第3部 イレィン・ハルタント  : 1
第3部 フェニ・フィトゥリヤンティ    : 10
第4部 サクティア・オクタピア二 : 1
第4部 リスカ・ファイルニッサ   : 1
第6部 ヤンセン・インディアニ   : 1
第6部 フェニ・フィトゥリヤンティ   : 8
第6部 ニナ・ハミダ   : 1
第7部    フェニ・フィトゥリヤンティ :5
第9部 シャフィラ・アンジェラ・ヌルハリザ  : 4
第9部 アヤナ・シャハブ   : 1

これに加えて現地で知り合ったオタ友から「握手しきれないから」と譲り受けたり、レーンで隣り合ったオタクから「せっかく日本から来たのだから」と譲り受けた分があり、都合約60枚分程握手した。

1枚で大体10秒前後メンバーの前に留まることができる。
握手以外の行為は禁止、この回から特に厳しくなった模様、手に触れてお話して最後にメンバーから似顔絵付きステッカー(シール)を受け取る12秒。
ところでこのシール何。人によってくれる枚数も違うし、なくなるともらえない非常にラフな特典だ。

剥がしのスタッフは基本的に男性で、ルールへの厳しさはスタッフによる。日本と同様だろう。
ただ、使用した握手券がゴミ袋に、床に投げ捨てられていく様はなかなかに衝撃的だった。
まあプリンターで印刷しただけの紙だし、破いたらもう使えないし、適当な処置ではある。

メンバーは日本人のオタクと分かると知っている日本語で声をかけてくれる場合もあるが、基本的にはインドネシア語でのやり取りだ。
お互い英語ができるのであれば英語がスムーズだろうか。
あとはノンバーバルコミュニケーションが主になる。

自分の場合、何とかインドネシア語で話す内容を決め、辞書とネイティブの友人に再三確認をし、ブツブツ練習しながらメンバーの前へ行った。
接触で舞い上がることももう殆どない重度のお触り主義者の私は、間近で見るメンバーの輝きに混乱せず、とにかく覚えた文章を一生懸命伝えることに努めた。
何とか伝える、何とか理解してもらう、テリマカシー、テリマカシー。
大体これで10秒近くかかったので、想像以上に時間が余ることもなく過ごせた。

言葉が通じた時は本当に嬉しかった。
マリア・ゲノフェフア・ナタリア・デシー・プルナマサリ・グナワンちゃんに「総選挙の動画を見て、それで…」と言ったところで、表情が明るくなって「それで好きになってくれたの?ありがとうー!」と返された時の通じた感は一生忘れないレベル。
「それで」にjadiという表現を使ったのだが、jadiには「そして」「だから」「なる」という意味があるので伝わりやすかったのだと思う。
フェニちゃんに「あなたもピンクが好き?」と聞かれた時はほんやくコンニャクのように頭にフェニちゃんの声が日本語で響いてきた。
こちらを気遣って簡単な言葉をゆっくり話してくれたからだろう。有難い。
オタク心に一生忘れないレベル。

言葉の問題以外は、日本と変わらない感覚であった。
勿論それは自分自身の個人的なオタク経験によるところもあるのだが、日本発のカルチャーという部分が共通していれば、世界各国どこへ行っても同じ手応えが得られるのかも知れない。

ちなみに冒頭の一覧は、実際に当日のメモ用に作ったものだ。
(ファンカ)という注意書きが泣ける。